DR-70

こんにちは
シンセンオーディオさんから注文しまして、12/4発送から13日までには届くと言われたが12/15まで全く音沙汰もなく、更新されたかと思ったら19には届きます(配送業者がFedexからUPSに変わってる)→16に不在で持ち帰られたことを17日に知らされる→UPSから配達時間変更できないのでヤマトに問い合わせてくれと言われる→配達中のため変更できませんとヤマトに言われる→クロネコメンバーズからは何故か出来た、といったクソムーブをかまされたというわけで、届きはしますがAmazonで輸入物を頼むまあといろいろと不安を煽られますね

【レビュー本文】
前々から海外でもほんのり噂されてましたが、いよいよ登場ということで冒険して買ってみました。
AudalyticというのはGustardのサブブランドのようなものだそうですね。Gustard本家の26,30などのDACが数十万円程度はしますが、DR70は5-6万円でラダー抵抗式のDACですので、かなり破格の値段設定でしょうか。
さて、本体ですが、一応Gustardらしいハイエンドな見た目を踏襲しておりまして、筐体はフルアルミボディ、重量もそれなりにしっかりとあります。中央に据えたディスプレイが入力信号を表示したり、設定などもここから変更します。また、設定操作の際は正面右手の-、設定、+の3ボタンで行いますが、ボタン反応が今ひとつ鈍いのは今後のアップデートを期待したいところですね。
ユニークな点として、電源の入力系統が一般的なACと、別で丸ピンから12V DCを電源入力として使えるようですね。こちらは試せていませんが、外部リニア電源などこだわりたい方にはうってつけかと思います。

続いて1日ほど鳴らしてみての感想です。
基本的に私はヘッドホンユーザーなので、その視点での内容になります。
まず出だしはそこまで感動はなく、割ともうメルカリの出品ページがすぐそこに迫っていたのですが、サンプリングをNOS(ノンオーバーサンプリング)にするとこりゃおもしろいって感じの音です。
荒っぽさはありますが、なんというかどんどんボリュームを上げたくなりますね。変に雑味が無いので、マイルドに聴きやすいという風です。
でも音場は割とダイナミックですね。芯のある個々の音がドンッと定位していて、今どきの滑らかで繊細なDACとはまた違います。
音の輪郭はパキッとはしていませんが、ズシッとメリハリよく鼓膜に響く…そんなイメージでしょうか。
HD6xxみたいなモニター系でも刺さらずに鳴らしていける感じがあるので、けっこう癖になります。
最近のマルチビット系はChordなどが強いですが、なんとなく目指している場所がそもそも違うな思いました。
DR70はあくまで鳴りとか響きの良さに重点を置いていて、アコースティックという表現が近いかなと。
分析的な聴き方の用途にはあまり向かないかもしれませんが、音楽をじっくり味わうようなリスニングではかなりマッチすると思います。
ΔΣ型のDACとはまた違った楽しみ方が出来そうです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です